2013年4月25日木曜日

ユーモア感度は心のバロメーター


こんにちは。
日野ゼミ4年の池澤です。


「ユーモア感度ってなんだよって」声が聞こえてきそうですが、最後まで読んで頂ければわかります。
どうか最後までお付き合いください。

読了時間の目安は5分です。


あるところに仲の良い、のんきな父、流されやすい母、年頃の娘の3人家族がいました。

しかし、父は最近ある悩みを抱えていました。

「娘がいつも笑ってくれていたおやじギャグ、アルミ缶の上にあるみかん、を全然笑ってくれない」
むしろ「なんだかイライラする、お父さんウザい!」と言われる。

これをきっかけに娘とは絶縁関係寸前になり、母親との関係も悪化、家族崩壊の危機に。


なぜこんな状態になってしまったのでしょうか。

実は、娘は最近になってから受験勉強の成績が芳しくありませんでした。
また、誰にも相談できないデリケートな悩みを一人抱え込んでいました。
不安が押し寄せ、心に余裕のない状態だったのです。

のんきな父はそんなとこともつゆ知らず
娘が笑ってくれない原因がわからず困り果てていました。
ふと会社帰りに立ち寄った行きつけのスナックでママからある話を聞きました。

「ユーモア感度は心のバロメーター」

これだ。父は確信しました。


その瞬間、全速力で駆け出す父。

ママ「ちょっとお会計まだよ」

父「これで!釣りはいらねえ」

ママ「ちょっと、これ吉野家のクーポンだよ!」

娘の待つ家まであと20km弱。
父の長い旅は始まった。



心に余裕のない状態では目の前のことで
精一杯で周りのことが見えにくくなることってよくあると思います。

でも、自分で気づけない。

だから、周りの人がそれに気づいてあげることが大切だと思います。

でもどうやって。
そんな時に役立つのが「ユーモア」です。

なんだか友人の様子がなんだかおかしい時、その友人といつも笑い合っていることを言ってみる。それで笑えないのであれば、もしかしたら何か心に引っかかっていることがあるのかもしれません。そこから悩みを聞いてあげるだけでも、友人の気持ちがかるくなるかもしれませんし、友人が余裕のない自分自身に気づいて冷静になれるかもしれません。

あくまで持論ですが、ユーモア感度は心のバロメーターになると思います。
本当にくだらないことが笑えるのは心に余裕のある証拠です。
常に心に余裕のある状態を保ち、たくさん笑って幸せな人生にしたいものです。

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