日野ゼミ4年の池澤です。
先日、ひょんなことから10年ぶりに「あやとり」をしまた。
たった一本の紐から、ほうきや亀、星など様々な形を器用に作る友達にすごいなと関心していました。
あやとりは、日本独自のものかは定かではないようですが、少なくとも平安時代には日本に存在していて、楽しませれていたようです。日本人は世界的にも器用だとか技術力が高い言われていますが、あやとりという遊びにもそれが現れているのかもしれないななんて思いました。
ということで、今回は、日本人の「器用さ、技術力の高さ」という国民性を表したエスニックジョークを紹介します!
・ジョーク紹介
アメリカの自動車会社にて
部下「部長、先日見積もり依頼した部品会社2社から回答来ました。」
部長「地元の会社はなんと?」
部下「『仕様書どおり製品1000個につき1個の不良品では納期が間に合いません。 延長お願いいたします』と。」
部長「日本の会社はなんと?」
部下「『仕様書にある製品1000個につき1個の不良品の図面が入っておりません。 送付お願いいたします』と。」
・解説
これは日本の「器用さ、技術力の高さ」を表したエスニックジョークです。前半部分では、アメリカの会社が納期の延長をお願いした理由は、「1000個につき1個以上の不良品を出してしまう」ためです。アメリカの技術力では不良品の数を押さえられないようです。一方、後半部分で、日本の会社が納期の延長をお願いした理由は、技術力の問題ではなく、「不良品の図面がないため、不良品を作ることができない」ためです。日本の技術レベルが高いため不良品が出るわけがないというメッセージが込められています。それだけ、世界から日本の技術力は高いと認知されています。
・解説
これは日本の「器用さ、技術力の高さ」を表したエスニックジョークです。前半部分では、アメリカの会社が納期の延長をお願いした理由は、「1000個につき1個以上の不良品を出してしまう」ためです。アメリカの技術力では不良品の数を押さえられないようです。一方、後半部分で、日本の会社が納期の延長をお願いした理由は、技術力の問題ではなく、「不良品の図面がないため、不良品を作ることができない」ためです。日本の技術レベルが高いため不良品が出るわけがないというメッセージが込められています。それだけ、世界から日本の技術力は高いと認知されています。
では、なぜ日本人は器用なのか。日本人が器用なのは、日本の地理環境に由来すると言われています。日本は、島国であり、今でこそ、海外からの輸入で様々な物資が入ってきますが、輸送技術が発達する以前は、国内だけの物資でやりくりしなければいけない状況でした。加えて、日本には世界でも珍しく「四季」があり、気候が大きく変わります。そんな、過酷な環境に対応するために日本人は、国内にある数少ない物資で工夫して生活していました。そのため、日本という特殊な環境で生活してこなかった大陸の民族に比べて先が器用になったみたいです。器用でなければ、生きていけない環境だったのです。生きるために器用になったのです。その名残が今でも「器用さ、技術力の高さ」という国民性として残っています。
・一言コメント
日本人の器用さは、日本の立地環境に由来しているというのはちょっと納得です。国民性に限らず、環境に由来することって多いなと思います。例えば、家庭環境です。医者の息子は自然と医者の道へ、音楽家の娘は音楽の道へとか。地域環境だと、大阪で育った人は自然と話にオチや求めたり、沖縄で育った人はちょっと陽気でフレンドリーだったり。私たちは、知らず知らずのうちに環境から影響を受けているようです。環境から受ける影響は大きいと思います。いい影響もあれば、悪い影響もあります。なにかを変えたいときは、環境を変えるのも効果的かもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿