中学の時、背がデカくて態度もデカくて短気でうるさい、要するに全生徒の敵みたいな先生がクラス担任でした。あだ名はラオウでした。
ラオウはとにかく口うるさく、すぐキレる人でした。
授業に1分遅刻しただけで頭ひっぱたかれるし、チョーク折っちゃっただけで罰として床ワックス掛けさせられるしみんなラオウが嫌いでした。
ある日事件が起きました。
なぜか急にラオウに学年室に呼ばれて、「おいお前、パーマかけてんのか?校則違反だぞ。」と言われました。
自分は天パだったのでそう言うと「嘘をつくな」と言われたのでさすがに頭にきてその日の夜バリカンで剃ってボウズで次の日学校に行きました。それから一週間たつと友達何人かもノリでボウズにしてきて先生に反抗しました。
そのさらに一週間後、ラオウもボウズにしてきました。みんな唖然としてました。その事について誰一人として本人に触れませんでしたが、今思うと先生なりの反省、優しさだったのかと思うと少し笑えます。
最終的にはみんなラオウが好きでした。
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