こんにちは!
3年の川田優作です。
今回の初めてブログを書かせて頂くことになったのですが、何を書こうかなーと思っていたら面白い話を聞いたので、それについて書きたいと思います。
私はロードレースという自転車競技を大学に入学してからやっているのですが、僕の師匠(一方的に師匠と思っているプロ選手)の方がGWにとある練習を行いました。その"とある練習"とは「物見山33周練」という練習です。
物見山とは埼玉県東松山市にある標高135mの山(というよりも丘)の事であり、埼玉県近郊の自転車選手にとって有名な練習場所の事です。そこに物見山公園という場所があり、その周辺道路約5.5kmを周回するのが物見山練習と言われ、週末には多くの自転車選手が走っています。たいていの選手は5周もせずに飽きて別の場所へ移動してしまうのですが、僕の師匠は33周をしよう!と自ら決めたのです。
これを自転車競技をやっていない一般の方に当てはめると、100マス掛け算を50回連続で行うような練習で、大変実力がつくのですが、めちゃくちゃ退屈な練習なのです。みなさん、こんな練習出来ますか?僕は無理です!おそらく6周で飽きると思います。
前置きはこれくらいにしておいて、面白かった話をします。
師匠が物見山33周練の前日に一つの伝説話(実在することわざなのかどうかは分かりません)を思い出し僕に教えてくれました。それが以下です。
漢の高祖(漢は中国の昔の名前。高祖は『項羽と劉邦』の劉邦の事です)は女好きで大酒飲みでホラ吹きのヤクザ者だったらしいですが、若い頃に酒屋で飲んでいると別のヤクザ者が絡んできました。
ヤクザ:おめーよー。大酒飲めるらしいが、さすがに一樽の酒を飲み干す事は出来ないだろ。
劉:出来るぜぇ~!
ヤクザ:言ったな。じゃあ賭けるか。
劉:いいだろ。でもちょっと待ってろぜぇ~!
と言って劉邦は店の外に出て行きました。で、ちょっとして戻ってきて『じゃあやるぜぇ~』と言ってホントに一樽の酒を一気飲みしてしまいました。
賭けに負けたヤクザ者は、悔しくなってイチャモンつけてきました。『おめー。さっき店の外に出ていっただろ。その時になんかインチキしやがったな!』。
劉邦は答えました。『いやいや。さすがの俺様も一樽は自信がなかったので、ホントに飲めるかどうか店の外で試してきた。一樽飲んできたぜぇ~』。
いかがですか?意味が分かりましたか?本当の話かどうか分かりませんが、個人的にこの話は僕が最近聞いたジョーク話の中で、面白い話トップ3に入る話だったのですが、この話には続きがあります。
実は師匠、この話を思い出した後に自分も劉邦のように試してみよう!と言って物見山に出かけて行きました。そして師匠、なななんと!!
2周で飽きて帰ったそうです、、、笑
俺は劉邦じゃなくて凡人なんだー!なんて言っていましたが、本番で33周完遂出来たのは、ツワモノだったからだと思います。師匠はやっぱり師匠ですね。
みなさんはどんなGWを過ごしましたか?楽しめた方もそうでない方も、次の連休は夏休みですかね。それまで頑張りましょう!
もし、何か面白い話を聞いたりしたら僕に教えて下さい!よろしくお願いします。
以上、川田でした~
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