2013年11月7日木曜日

オバマ大統領のエスプリ

皆さんこんにちは。
4年の池澤です!

気付けば今年も、もう11月に入り残りわずかですね。
年末にかけて楽しいイベントが盛りだくさんですね。
紅葉にクリスマス、忘年会、年越し…おっともう一つ大切なイベントを忘れていました。
そう日野ゼミの主張2013です。
日野ゼミのメンバーがユーモアを盛り込んだスピーチを披露するあのイベントです。
そんな日野ゼミの主張に先駆けて今回は、オバマ大統領の有名なスピーチから一つジョークを紹介したいと思います。

1920年から続く伝統的な White House Correspondent’s Dinner というホワイトハウスを取材するメディアのための晩餐会でのスピーチでの一コマです。


「今日はCNNも来ているね。最近いろいろとバッシングを受けているようだが、私は彼らが事実をあらゆる方面から報道する姿勢を高く評価している。それだけやっておけばたまたまどれかが正確な報道になることもあるだろうから」

これは、自身に批判的なメディアへ皮肉を込めたジョークだと言えます。
この発言を通して、オバマ大統領は、メディアの情報のほとんどんが事実と異なるということを表現しています。

メディアへの批判を直接言葉にすることなく、遠回しに言うことで間接的に表現しています。
そうすることで、聞き手を不快な気持ちにすることなく、自分の伝えたいことを表現することができます。むしろ、その巧みは表現に聞き手は感心すら覚えます。これはエスプリと呼べるのではないでしょうか。
このように巧みにユーモアを取り入れることで、少々伝えづらいこともきっちりと表現することができます。よく「ユーモアのあるスピーチは人の心を動かす」と言いますが、それはユーモアを取り入れることで、より多くのこと(特に、大切だけれどもはっきりとは言いづらいこと)を表現し、伝えることができるからなのかもしれません。みなさんも、日常の会話にユーモアを取り入れてみてはいかがでしょうか。 

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