一人のアジア人の男が死んで地獄へと行った。
地獄へと着くと、入り口で、
「日本の地獄がいいですか?それとも中国の地獄がいいですか?」
と悪魔に聞かれた。
男は迷ったが、まずは両方を見学させてもらうことにした。
最初に男は日本の地獄へと行った。
そこでは人々はまず、ボイラーで煮えたぎっている油の中に入れられ、次にベルトコンベアーに乗せられ、左右から針が突きだしてくる機械の中を通らされ、さらに、悪魔たちにマシンガンで撃たれるのだ。
男は眼を伏せ、次に中国の地獄へと向かった。
中国の地獄の入り口には、長い長い行列ができていて、その列が何十にもとぐろを巻いていた。
男はびっくりして列の最後尾の男に聞いた。
「どうしてこんなに行列ができているんですか? 中国の地獄はどんなところなんですか?」
「人々はまず、ボイラーで煮えたぎっている油の中に入れられ、次にベルトコンベアーに乗せられ、左右から針が突きだしてくる機械の中を通らされ、さらに、悪魔たちにマシンガンで撃たれるのだ。」
男は首を傾けながら聞いた。
「でも、それなら日本の地獄と同じじゃないですか?」
「ええ。でもこちらは故障が多いんでね。」
*Made in Chinaの質の悪さは底なしだってことを笑うジョークですね。大げさなくらいのたとえが面白いですね。
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