2013年7月7日日曜日

日本のエスニックジョーク!なぜ日本人は横並び意識が強いのか。

こんにちは!
日野ゼミの池澤章太です。
今週から解説を交えてジョークの紹介をしていきます!


・ジョーク紹介

酒の席で酔ったアジア人を見分けるには、「この後どうしますか?」と聞く。 日本人は、「あなたはどうしますか?」と聞いてくる。 中国人は、「おごってもらえるなら飲みに行きます」と言う。 韓国人は、何も言わず次の店へ引っ張ってゆく。

・解説

これは国民生を反映したエスニックジョークと呼ばれるものです。
ここでは日本にフォーカスして説明していこうと思います。日本人は横並び意識を強く持っているため、まずは周りを伺ってから周りに合わせて判断する傾向があることを示しています。これは日本人が農耕民族であることに由来します。その昔、みんなで協力して田を耕し農作物を作って生活していた日本人は、みんなと違うことをする人を邪魔者扱いしていたようです。和が乱れると共同作業に支障がでるため、農耕民族にとっては大きな問題となるのです。逆に狩猟民族であるアメリカ人は、個人で狩ができて食事ができるためみんなで協力する必要が少なく個人主義の国となっています。農耕民族の日本人は協力、チームプレーを大切にしているのです。W杯などは良い例かもしれません。サッカーを知らない人も、なぜか一緒になって盛り上がりますよね。

・コメント

何かを決める際、「あなたはどうしますか?」や「なんでもいいよ(=なんでもいいからあなたに任せるよ)」という言葉をよく耳にします。頻度的に「そうなんだー」クラスです。正直、最も困る言葉の一つでもあります。 しかし、エスニックジョークを通して歴史を振り返ってみると、この言葉は独りよがりにならないように、みんなの意見を尊重しようと思いやる日本人の心が表れたものという風に捉えられそうです。相手を思いやる気持ちを大切にする日本人、素敵ですね。

(しかし、例外もありそうです。例えばデート中に恋人と「夕食なに食べる?」と聞いて、「なんでもいいよ」と言われ、じゃあこれはどうと提案した食事に対して「えー、それは嫌」と言われた場合は、ちょっと今までの話とは違うかもしれないことは心に留めておく必要がありそうです。)

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